• WOMAN's VALUE AWARD受賞

私たちには、「女性だから~」という概念はありません。
「女性だから任せられない」はもちろん、「無理をさせられない」もです。

二児の母である女性社員は、週4のリモートワークで無駄な移動をせず、10:00〜16:00の勤務時間で誰よりも多くのアウトプットを生み出しています。業務量の多さに疲弊した女性社員は、週1の集中デイを取り入れたことで、本来の明るさを取り戻し、半年後にはチームのリーダーに昇格しました。

彼女たちは、“個“を活かした「成果」を評価されています。それは、男性社員であっても同様です。だからこそ彼女たちは遠慮せず、自分が最もパフォーマンスを発揮できる“働き方“を選択できます。

女性の価値を見出すこと——それは、会社、社員ともに、「女性だから〜」という固定観念を取り払い、“個“を最大化させれば、自ずと実現すると考えています。

「挑戦して、一度歯を食いしばってみる。それが楽しくなるコツになる。」

WOMAN’s VALUE AWARD 2018総合部門で「女性の価値を見出している企業様」として特別賞を受賞された株式会社PR Table様。
審査員である多くの学生を惹きつけたその魅力とは…
その魅力を探るため、就活美人学生実行委員がインタビューを行いました!
今回インタビューに協力をいただいたのは取締役/共同創業者 菅原弘暁様です。

(中央:菅原様、右:川島様)
(中央:菅原様、右:川島様)

【求めない】こと、そして【逃げない】こと。

今回のWOMAN’s VALUE AWARDでは「女性価値を見出している」がテーマでしたが、女性が活躍していくために必要だと思うことを教えてください。

菅原様特別扱いしないという事が一番だと思っています。
国が推進している女性の活躍、とは別の面から「女性の活躍」を捉えています。
例えば、女性のために制度を整えるということは本当の男女平等ではないのだろうなと考えています。
制度や体制も、女性のためだけに、と変化させるのではなく、男性も変えれば良いのではないでしょうか。
リモートワークなど取り入れていますが、そこは女性のためというよりは全社員に向けてという意識から取り入れたものです。
あとは、成果やパフォーマンスを正当に評価するという事が重要だと考えます。

特別、男性女性を区別せず一人の人間として考えていらっしゃるという事でしょうか。

菅原様そうです。男女の区別があるとしたら、トイレくらいですね(笑)

御社の社員の方はどういった方々が多いのでしょうか。

菅原様どういった人たちが多い、と一言で言えないくらい個性が豊かですね。
狙っていたわけではないですが、様々な人がいます。
ざっくりの傾向でいうと、これまでも情報を発信する側にいた方が多いです。
地方局でアナウンサーをしていた女性もいれば、オウンドメディア の企画運営や採用支援に携わっていた人間も多いですね。
弊社事業が採用広報の支援などもやっている関係でそういった人が多いのかなと感じます。
会社全体の「プレースタイル」としては、【For Others(求めるな、与える人になれ)】と【Hard Boiled(逃げるな、強い気持ちで戦え)】を掲げています。

社員の方々の行動指針、ということでしょうか。これはいつ頃出来た考え方なのでしょうか。

菅原様去年の6月頃ですね。
ちょうど社員も増え始めたのがきっかけでした。
ベンチャーは背中を一人ひとり預けているような状態なので、誰か一人が外に背を向けると、全員撃ち殺される可能性があるんですよね(笑)。
だから、しっかり【逃げず】に向き合え、という意味ですね。
【求めない】というのは、助けを求めないということではなく、「あれがないこれがない」と言わないということです。
どんなに要求されても、ないものはないんです。
そこは常日頃、言っている部分になります。

例えば「制度がない」というようなことでしょうか。

菅原様それもありましたね。
それを求める人ももちろんいました。
ルールが整ってないだとか、そういう事ですね。
それは「みんなのために、自分で作っていく」という意識でいてほしいなという意味を込めて、【求めない】です。

仕事とプライベートの時間を両立させるために必要だと思うことはありますでしょうか。

菅原様ライフワークバランスとか言いますが、5:5だけが正解ではないと思います。
9:1でも1:9でも良い。それは本当に個人によるかなと思いますね。
1日24時間は平等なので、その時間をしっかり生き抜く、と言うのに尽きる気がします。
僕の場合でいうと、ワークが8で、ライフが2くらいですね。
プライベートで人と会うよりも、仕事で人と会う方が楽しいので、そういった割合になるのかもしれません。

当事者意識を持つこと、それが楽しさに繋がる。

お仕事を楽しむコツはあるのでしょうか。

菅原様当事者になることだと思います。
頑張ったことも、頑張らなかったことも、すべて自分自身に跳ね返ってくるので、その意識は重要かと思いますね。
それが僕の場合は、スリルがあって面白いと感じます。
当事者意識がなければ、話ひとつ聞くにしてもすべて流れて意味のないものになってしまうと思いますし…。
起業だけに限らず、言える事だと考えています。もともとは代理店側にいたのですが、それだと仕事を通して感じられる喜びに限界があるなと思いました。
そうして今の会社を仲間と作ったわけですが、そのタイミングで当事者意識が大事だと感じた転機でした。
そこがひとつの分岐点にもなりましたね。
当事者意識が薄いと、辛さは大きくありません。
その分、楽しさも大きくないと感じました。
人それぞれだとは思いますけど、僕の場合は自分の時間を投資して、大きいことをしたいという意欲があったというだけですね。

面白いと思いながら楽しんでお仕事されていることが伝わってきたのですが、辛かったりぶつかったりすることもある中でそう思える軸になるものはありますでしょうか。

菅原様そもそも仕事は死ぬまでの暇つぶしだと思っているので(笑)、順調に行きすぎるとつまらないですよね。
きつかったり難しかったりする方がやる気になるというか…。
それでも嫌になる時ってあると思いますが…(笑)。
もう一つ挙げるとすれば、ここの会社は元々友人と立ち上げた経緯もあって、自分がサボったら、友達が死んじゃう!
くらいの気持ちでやっています。
それは最終的なモチベーションになっているかもしれないですね。
それでも無理であれば、誰かに「代わって」とお願いします(笑)。
僕がそっちやるから君がこっちやって、って交替していますね。
楽しく仕事をする、という面で言うと「自分でやりたい!」というものを見つけるために会社に入るということでも良いと思います。
適性がないと仕事は楽しくないと思うのでそこは大事だと考えています。
PRという仕事が楽しいと思えるのは、たまたま僕に適性があったからでしょうね。
適性があれば楽しいし、楽しければより上の環境で活躍でき、そこで競争して、またその上に行って…そういった繰り返しかなと思います。
「やりたいこと」と「できること」は別だと思うので、ごちゃまぜにするのではなくて、しっかり別にして考えた方が良いと思っています。
その適性を知るのが早ければ早いほど良いので、インターンとかも良い機会だと思いますね。
就職活動っていう段階じゃなくても、自分の適性を知るっていうのはもっと早くても良いと考えています。
自分が何にテンションが上がるのか、どんなことなら活躍できるのか、「やりたいこと」と「できること」を混ぜずにしっかり見つける方が良いかなと感じます。

適性を知るコツはありますでしょうか。

菅原様ないです(笑)。
とにかく挑戦しまくる。そして、はじめはぐっとこらえる。
辛いと思った時にぐっと歯を食いしばって耐える。
それでもどうにもならなかったら、もうそれは向いてないのだと思います。
挑戦して、しっかり歯を食いしばる。
それが大切だと考えますね。
そこから軌道修正するなり、すれば良いと思います。
適性がある場所で、それぞれが活躍すれば良いんじゃないでしょうか。

最後に、全国の就職活動中の女子学生にメッセージやエールをお願いします。

菅原様「応援してるよ、頑張ってね」というよりは…。
チーム日本なので、「お願いだから、頑張ってください」という感覚ですね(笑)。
一緒にGDPあげようぜ!と思っています。
僕は、自分より若い世代の方が圧倒的に優秀だと思っています。
少なくともPR Tableのインターンは、僕の社会人2〜3年目の頃より全然優秀です。
彼らは僕からしたら進化した人類なので、新しい時代に適応したやり方で戦えると思います。
逆に言えば、常に、前の世代を超えていかなきゃいけないと思ってほしいです。
僕も、僕より上の世代を超えていかなければならないですし。
100%に達することをあきらめずに、出来ることを増やしていく、可能性を増やしていくという意味で、先人を超えていってほしいと思います。


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会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社PR Table
本社所在地 106-0032
東京都港区六本木5-9-20 六本木イグノポール506
ウェブサイト https://www.pr-table.com/