• WOMAN's VALUE AWARD受賞

私は性別や年齢、キャリアに関係なく活躍できる環境のもと、お客様に直接価値を提供できる今の仕事に大きなやりがいを感じていましたが、結婚が決まった際、実は一度退職を申し出ました。

デザイナーとして国内外で個展も行う彼との生活を考えたとき、いわゆる“カレンダー通り”の勤務形態は難しいと感じたのです。

しかし「あなたは会社にとって必要な人財。これからの生活に合わせた柔軟な働き方で続けてみないか」と言って頂き、今は週3日勤務の正社員として、自分でシフトを決め働いています。

限られた日数でこれまで以上のパフォーマンスを発揮し、信頼できるメンバーにもサポートしてもらいながら、オフの時間には夫の夢も一緒に追えています。

私が選んだのは「選択しないという選択」。それは自分やパートナーの夢、理想の生活スタイルや今後のキャリア、私自身が“何も諦めない”ということです。

実は多くの経営者が抱えている人事課題。その解決サポートをする「あしたのチーム」だからこそ実現できているのかもしれません。

「株式会社あしたのチーム」様。
就活美人実行委員がインタビューさせていただきました!
2年連続受賞された会社の魅力に就活美人登録学生が迫ります!

今回インタビューにご協力してくださったのは、
株式会社あしたのチーム 取締役 経営管理本部 本部長 赤羽 博行様、
人事総務グループ マネージャー 石田 至子様、
首都圏営業本部 横浜支社 大野 史織様です。
2拠点にお伺いし、皆様には全く同じ質問をさせていただきましたが、経営側の視点と現場の女性社員の方の視点の両方からお話をお聞きすることができました!

この度は優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。
エントリーシートを拝見し、女性が当たり前に活躍されている企業様だという印象を受けました。まずは、会社として意識されていることがあればぜひお聞かせいただけますでしょうか。

赤羽様まだまだベンチャーなので制度が整っていないところもあります。そのため社員のリアルな意見を取り入れ、半年に1つ新しい取り組みを意識的に実施するようにしています。
また、今年掲げているスローガンの7つのうちの1つに人事制度改革をあげています。女性だけでなく社員が働きやすい環境を整えていきたい、今まで以上に力を入れていきたいと思っています。我々は企業人事に対してコンサルティングを行っておりますので、そういった意味でもみなさんのお手本になるように、社員が働きやすい環境をどんどん進化させていきたいですね。

大野様当社は日々どんどん新しい取り組みが進んでいますね。会社全体として、私たち社員の能力を最大限発揮する環境を整えていこうという意識がすごくあります。あしたのチームでは4倍速で働くということを意識しています。普通の会社のスピードの4倍速で仕事をし、4倍速で成長するということです。社員の強みを生かし、得意な人はより一層のパフォーマンスを、苦手なことは得意な人がカバーしていくという考えが会社全体としてあるからこそ、そのスピードや働きやすさにつながっていますね。

制度を半年に1つ何か取り入れられているというのは具体的にどのようにされているのでしょうか?

赤羽様、石田様もっとこういう制度があれば働きやすいのに、という社員の声を取り入れたり、あの企業のあの制度おもしろいね、というような他社の成功事例を導入したり、社員全員が満足できるように工夫していますね。毎回全員の要望を受け入れられるわけではないですが、実際の社員の意見をそのまま形にするようにしています。新しいから取り入れるというわけではなく、本当に社員のためになるのかという点をしっかり経営陣の方でも吟味しています。

直近でいうと、フレックス制度の導入があります。まだ会社規模が小さい頃は、みんなが一緒にいないと仕事をできない、という先入観がありました。もちろんこれも会社が一つにまとまるためには重要なことだと思います。しかしながら社員も増え、多様性の時代だからこそ、それぞれがパフォーマンスを発揮するためにはどうすべきか、そして生産性が上がるのであればぜひ新制度を取り入れていきたいという決断に至りました。他にも、エンジニアの場合は新卒で入社して1年後からリモートワークでの勤務が可能です。このように真剣に社員が能力を発揮しやすい環境を日々整えています。今回エントリーシートに書いた大野の例も、もともと制度があったわけではなくて、働きやすい環境で、能力を最大限発揮する形を対話の中で探していった結果、いまの形になっていますね。

このエントリーシートは大野様が書かれたとお聞きしております。エントリーシートに込められた想いや、最も伝えたかったことを教えてください。

大野様自分の経験を率直に書きたいと思いました。私は実際に結婚を期に自分の仕事とのバランスを考えて、一度退職を申し出ました。その時はやめさせていただく覚悟でした。会社側からぜひ残って働いてほしいと話をもらって、相談というよりは週何日にするのか、時短でやるのか、どうすれば働いていけるのか提案していただきました。このような形で仕事をさせていただけるのはとてもありがたいですね。

とても大きなテーマになってしまいますが、真の女性活躍とはどのようなものだとお考えですか?

赤羽様、石田様当社はもともと女性が多いのもありますし、男性女性で活躍に違いがあるという感覚は特にないですね。もちろん、女性には女性のライフスタイルがありますから、能力を発揮してもらうためにも働きやすい環境は柔軟に整えていく必要があると思います。あわせて男女関係なく、実力でつかみとっていける環境も必要ですよね。環境を整えることは大事ですが、現場社員と対話しながら環境を整えることに意味があると思っています。あしたのチームの場合、実際結果を出している社員も女性が多いですし、男性も女性も自分の強みを生かして活躍しています。

また、東京などの都心部では女性が当たり前に働くようになっており、男女関係なく仕事をされている方も多いと思いますが、地方の場合はまだまだ女性が働きにくいと思います。男性はいつか地元に戻って働くという方も多いと思うのですが、女性が1度東京に出てくるとなかなか地元に戻って仕事を続けられる方は少ないですよね。地方でしっかり仕事をする環境がまだ整ってないからだと思います。そういった環境を我々が作っていくためにも社員と対話しながら環境を作っていきたいです。

大野様女性活躍で女性だけが、ということはもうない時代だなと思いますね。男女関係なく、自分に合った働き方をできるようになることが大切だと思います。私が現在、週3日で働かせていただいているのも、女性だから認められているわけではないと思います。男女関係なく、会社から求められる人であり、信頼関係があるからこそ、個々の強みを生かせる環境になっていると思います。

最後になりますが、ぜひ現在活動中の就活生に対してメッセージをお願いします。

大野様これからの時代、多様性と言われていますし、こうなくてはという決められたものはどんどんなくなっていくと思います。その分自分が本当にどうしたいのか、ビジョンを明確にすることがすごく重要になってくると思います。その上で自分の環境を自分でどう作っていくか、どんどん行動していけるといいと思います。

赤羽様、石田様世の中には色々な企業がありますが、人事の方だけじゃなくて社長自らが採用に関わろうとしている会社はとてもよい会社だと思います。会社が成長し続ける上で、経営陣が採用にどれだけの想いをもっているか、向き合っているか、この点はとても大事だと思います。
また、人事評価制度などは聞けば教えてくださると思いますが、こちらから聞かないとあんまりオープンになっていなかったり、都合の悪いことは言わなかったりもすることもあるのではないでしょうか。学生が見ているところと、社会人になってピンとくるものは実は少し違っていたりするので、その会社がどういう方向を向いているのか、実際に社員の方にお会いしてリアルな声を聞いてほしいですね。

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社あしたのチーム
本社所在地 104-0061
東京都中央区銀座6-4-1 GINZA SIX 11階
社員数 197人
女性社員数 108人 (全体の55%)
ウェブサイト https://www.ashita-team.com/