弊社には、9つのクレド(行動指針)というものがあります。「女性の価値を見出すこと」はまさに、弊社の『テトリス戦隊』というクレドそのものです。『テトリス戦隊』とは、「短所の克服よりも長所を活かすことでの貢献を考え、一人ひとりの違った個性を組み合わせて、チームとしての大きな力を生み出そう」という思想です。
仕事とはどんなときも、誰かとともに前進させるものだということを考えれば、すべてをひとりでできる必要などないはずです。苦手は補い合えばよく、組み合わせで戦って勝てるのがビジネスのよいところ。誰もがそんなスタンスで働ければ、世の中はもっと豊かになるだろうと私たちは信じています。
活躍の仕方は人それぞれです。性別や年齢や出身国、雇用形態などのラベルにとらわれず、一人ひとりと徹底的に向き合い持ち味を最大限に引き出すことこそ「女性の価値を見出すこと」につながると考えています。
その人の強みを活かすことが、人の価値を見出すということ
WOMAN’s VALUE AWARD 2018のICT部門で【女性の価値を見出している企業様】として特別賞を受賞された「株式会社キュービック」様。
審査員である多くの学生を惹きつけたその魅力とは・・・その魅力を探るため、就活美人学生実行委員がインタビューを行いました!
今回インタビューに協力をいただいたのは株式会社キュービック 経営推進室リーダー 平山様、経営推進室 森山様 です。
一人ひとりの本質としっかり接することが何より大切
この度は受賞、誠におめでとうございます。自社推薦文に込めた想いをお聞かせください。
平山様女性の価値を見出すというのは、女性に限って特別なことをすることではないだろうかと、私たちは考えました。
性別や年齢、国籍などのラベルを貼り、人々をひとくくりにしてしまうのではなく、一人ひとりの本質と正面から向き合って接すること、その人が持つ強みや持ち味にしっかり目を向けて、そこを伸ばしたり活かしたりすることこそ、女性に限らず「ヒトの価値を見出す」ということなのではないかと思います。
そのスタンスのひとつとして、自社推薦文の中では「テトリス戦隊」という当社の9つのクレドのうち1つを紹介させて頂きました。
テトリス戦隊という言葉に強く惹かれました!
平山様ありがとうございます。
このテトリス戦隊とは、短所の克服よりも長所を活かすことでの貢献を考えよう、そして一人ひとりの違った個性を組み合わせてチームとして大きな成果を生み出そうという思想に基づく言葉です。
我々は自分のことも他人のことも、どうしても短所や欠点に目が行ってしまいがちです。
でもその短所や欠点は本当にそこまで克服するべきなのでしょうか。
もちろんその短所によって人に迷惑がかかるとか、チームの足を引っ張ってしまうとかという場合には、克服が必要でしょう。
しかしそれが致命的なものでないならば、全てを克服する必要はないのかなと思います。
仕事はどんな時もチームでやっていくものなので、誰かと一緒に前進するっていうことを前提にしていれば、一人ですべてを完璧にできる必要はありません。
短所の克服よりも長所を活かすことでのチーム貢献を常に意識することで、一人ひとりの力の足し算ではなく、掛け算のようにして大きな成果をあげることができます。
学校のテストと違って、ビジネスの世界ではチームで得意不得意を補い合えるのがすごくいいところですよね。
そうした考えを持つ人々が増えていけば、世の中はもっと豊かになるのではないかと思っています。
自分の価値観をキャリアプランの軸にする
自分のキャリアプランを考える上で、これは大事にしたいと思っているものは何ですか?
平山様ひとことで言うなら「価値観」でしょうか。
過去を振り返ってみると今まで自分が好きと感じたり、大切にしてきたりしたものには共通点があるものです。
それがおそらくその人の価値観なのだと思いますが、この「価値観」を重んじながらキャリアを描いていくことで誰もが幸せな人生を歩めるように思います。
今もこれからも、自分の大切にしている価値観との重なりが大きい場所で仕事をしていきたいですね。
そうゆう意味で、キュービックの「ヒト・ファースト」という理念には、私自身強く共感しているので、今毎日楽しく仕事ができています。
キュービックのヒト・ファースト経営を牽引するたくましいおばさんになれるよう、精進してまいります。
自分の大事にしてきた軸が、会社に入ってから変わってしまうことはありませんか?
平山様経験や年齢を重ねることで、視野・視座・視界はどんどんと変わっていきます。
その結果、選択肢が増えたり、多少選ぶものが変わったり、優先順位が入れ替わったりすることはもちろんあることでしょう。
ただし、それらの根底に流れているもの、「何を大事にしたいか」の軸はそう簡単に変わるものではないと思います。
社会で活躍するために大切なことは何ですか?
平山様社会で活躍するために大切だと思うものとしては3つあります。
1つ目は、自分の強みを見つけて、それを活かし、磨きこむこと。まさに先ほどの「テトリス戦隊」の考え方ですね。
弱点の補強は「他人の足を引っ張らない程度」「チームに迷惑をかけない程度」で構わないので、強みを「勝てるレベル」「チームに貢献できるレベル」に磨き込むことが大事だと思います。
2つ目は、自分以外の人がどんなことを考えているかなど、その人に思いをはせること。
近い将来、世の中の仕事の多くはロボット、俗に言うAIに持っていかれてしまうかもしれません。
でも、AIにはできないけど人間にはできることも絶対にあると思っていて。
それが、人をおもんばかることだろうと。
自分以外の人が、何を考えているのか強く想像し、妄想し抜いて、その人が欲しいものを導き出す力。
こうした力を鍛えていけば、社会から求められる人材になれるように思います。
3つ目は、既存の仕組みやルールを疑って、自分の頭で考えてみるということ。
既存のルールが身の回りにたくさんあると思いますが「本当にこのままでいいのか」「このルールや制度、慣習の裏にある、隠れた前提ってなんだろう。
その前提を打ち破ることはできないか」といった問いかけを常に自分の中でおこない、頭をフル回転させて考える必要があるのかなと思います。
HOWじゃなくて、WHATやWHYの部分に目を向ける。
何をやるか、何故やるのかっていうところを常に注意して仕事していくことが大切かなと思います。
自分の大事にしてきた軸が、会社に入ってから変わってしまうことはありませんか?
平山様経験や年齢を重ねることで、視野・視座・視界はどんどんと変わっていきます。
その結果、選択肢が増えたり、多少選ぶものが変わったり、優先順位が入れ替わったりすることはもちろんあることでしょう。
ただし、それらの根底に流れているもの、「何を大事にしたいか」の軸はそう簡単に変わるものではないと思います。
就活生必見!会社選びも、自分の決断を正解にしていくマインドが重要!!!
最後になりますが、是非就活生に向けて何か一言アドバイスをお願い致します!
平山様どのように会社を選んだら良いのかという迷いがたくさんあると思います。
もちろん、自分のした意思決定に自信が持てるよう、最後まで徹底的に向き合い続けて考え抜いてほしいものです。
しかし、最後は自分が選んだ選択肢を正解にしていくという未来へのマインドがすごく重要かなと思います。
決断とは「決めて断つ」と書きますが、「決める」ができても「断つ=捨てる」が苦手な人はとても多い。
正しい決断をすることに力を注ぐことも重要ですが、それ以上に重要なのは「下した決断を正しくする」ということ。
ぜひその決断の先に対して全力を注いでください!
会社情報
会社名 | 株式会社キュービック |
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本社所在地 | 169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー14階 |
社員数 | 91人 |
女性社員数 | 33人 (全体の36%) |
ウェブサイト | https://cuebic.co.jp/ |