• WOMAN's VALUE AWARD受賞

女性が多い会社=女性が働きやすい会社、活躍できる会社でしょうか?

実は当社、女性正社員は1割以下なのです!!人数が少ないと、肩身狭く働いているのではないかと思われることが多いですが、実は逆です。考えてみてください、そもそも「希少価値」とは、少ないものにあります。

「他人・他企業と同じことはしたくない」この言葉は当社を一言で表す言葉です。今の時代、「他の人と同じでなければいけない」「他人と違ったことをしてはいけない」と無意識に思っている人が多いのではないでしょうか。ですがそんな考えでは社会の荒波の中を生き抜くことは出来ません。いかに他と違うか、どれだけ人との違いを作ることが出来るか、これが勝負の分かれ目です。

あなたらしさを隠す必要も、周りに合わせる必要もありません。自分らしく、人生を、仕事を楽しむこと。

平成30年1月26日に行われた、WOMAN’s VALUE AWARD 2018にて、ICT部門 最優秀賞を受賞されました、株式会社プロトコーポレーション様に受賞後インタビューをさせて頂きました。お話をお伺いしましたのは株式会社プロトコーポレーション管理部人事ご担当の辻麻友美様です。「女性だからこそ希少価値である」という株式会社プロトコーポレーション様。そこで働いている女性はどの様な想いで働いていらっしゃるのか。辻麻友美様のパーソナルな部分に迫るインタビューです!

(WOMAN’s VALUE AWARD 2018 授賞式のお写真)
(WOMAN’s VALUE AWARD 2018 授賞式のお写真)

「市場価値」とは、すなわち「希少価値」

自己推薦文にある「希少価値」について考えるようになったきっかけはありますか。

辻様少ないものに価値があると考えてみたらわかると思いますが、例えば当社では男性が9割以上いる中で女性が1割以下なのでそもそも女性が少ないです。
だからもう、女性に価値があるよねっていう話になります。
例えば就活においても同じなのですが、今ってTOEIC900点持っていれば凄いねって言われるのは、TOEIC900点を持っている学生が少ないから凄いってことなんだと思うんです。
だから女性でも、男性の中にいる数少ない女性と、女性ばかりの環境とでは、女性自身の能力が同じであったとしてもそこで生まれる価値が変わると思うんですよね。
女性の価値に限らずですが、いかに希少価値であり続けられるかが大切なのではないかと思っています。

男女限らず、成果を出す者が活躍できる

女性が活躍していく為に必要だと思うことを是非教えてください。

辻様活躍というか、成果を出せる人。男女限らず、その会社にいてくれなきゃダメだよねってどれだけ言わせられるかだと思っています。
それがイコール活躍なのかなって。
結局その人にしか任せられない仕事があるからその人に仕事が集まってくると思うので。
誰にでも任せてもいい仕事だったら、その人にあえて任せる理由はないわけで。
だからその人にしか任せられない仕事をどれだけ持っているかってことが、活躍だと思いますね

辻様はどのようにして自分にしか任せてもらえない仕事を手に入れられてきたのでしょうか?

辻様その理由の一つとしては自分が女性だからというのはきっとあると思います。女性だから普通にできてしまうことが男性は普通じゃなかったりする。
だからそういう点は当社では女性社員がそもそも少ないですから有利だなと思います。
例えば女性だと意図していない気遣いがあったり、そこを凄く評価されるなっていうのは男性が多い会社が故によくあることだと思いますね。
例えば男性の営業では気づかないことを女性の営業がやってくれたりすると、お客様はすごく嬉しいんですよね。
今までこんな人いなかったよ、みたいな話になるのではないでしょうか。
やはり自分がいかにその場において必要とされる人であるかどうか、その点を常に意識していることが大事なのではないかと思います。

辻様ご自身がキャリアアップしていく中で意識していることは何かおありですか?

辻様どれだけたくさんの方や会社から私を求めていただけるか、私にお願いしたいと思ってくださる仕事がどれだけあるか、その意識は常に持っています。
プロトコーポレーションという会社を取っ払っても、私が必要とされる存在かどうか、という視点はとても大事だなと思っています。

仕事もプライベートもどちらも人生の一部

仕事の時間とプライベートの時間を両立していく上で心がけていることを教えてください。

辻様実は、「両立」っていう言葉があんまり好きではないんです。
「両立」や「ワークライフバランス」って言葉がありますが、人生って一度きりなので、ワークとライフをきれいに分けることは無理だと思っています。
それに、仕事とプライベート、どちらか優先したら、どちらかのバランス崩れる様な、そういうものでもないかなと思っているので、私はどちらも楽しむってことを大事にしています。
私の人生のテーマが「楽しくあること」なので、そういう意味では仕事も楽しくて当然だし、プライベートも楽しくて当然なんですよね。
どっちも私の人生なので。
だからバランスをとるという概念はそもそもありません。

やっぱり何事も楽しむ!が大事

入社してから発見した「好きな自分」はありますか。

辻様なんでも楽しもうとするってとこですね。
何事もポジティブに変換する傾向が自分にはあるんだなって入社してから思いました。
失敗してもあまり失敗だと思っていないんです。
よく採用説明会や交流会等でも学生から、「入社してからの最大の失敗はなんですか?」という質問を受けますが、実はあんまり覚えてないんですよね(笑)。
それが良いかどうかはさておき、基本的にポジティブ人間なので、失敗を忘れてしまう点すら自分の良いところだと思っています。

枠からはみ出してみませんか?

最後に女子学生に向けてメッセージをお願いします!

辻様もっと自由に色々やってみたら良いと思いますよ。
これはこうすべきと型に縛られている様に感じます。
意外と自由にやっても評価される時はされるし、認めてくれる会社も多くあると思います。
無意識にはみ出しちゃいけないって感じるのだと思いますが、それが個性で自分の表現であるなら、時にはそこから出た方が案外、この子面白いねって評価されると思います!

(WOMAN’s VALUE AWARD 2018 授賞式のお写真)
(WOMAN’s VALUE AWARD 2018 授賞式のお写真)

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社プロトコーポレーション
本社所在地 460-0006
愛知県名古屋市中区葵1-23-14 プロト葵ビル
社員数 626人
女性社員数 49人 (全体の8%)
ウェブサイト http://www.proto-g.co.jp/