当社サービスは、「写真販売の文化を変え 写真に関わる全ての人が 写真で幸せになれる世界を創る」をビジョンに掲げ、写真販売で困っている保育園などに写真代行販売サービスを提供させていただき、保護者の方に写真という想い出を残すお手伝いをさせていただいている会社です。
写真を購入いただくお客様は、女性の割合が多いため、「女性の気持ちは女性が一番分かる」という事もあり、写真を現像、封入、発送するスタッフは全て女性が行っております。また、現像機のメンテナンスについても、女性スタッフが部品を外し、日々の定期メンテナンスまで行っております。
他にも女性が活躍できる場面として、営業資料を発送する際に、受け取る方が手に取ってもらえるようにするためには?を試行錯誤し、営業資料を可愛く手作りするなど、男性では気付かない細かい点や、配慮が行き届いていて、本当に女性に支えられている会社だと実感しています。
当社のビジョンの中に「頑張る人に頑張れる場所を提供する」という一文があります。子 供が小さいうちはパートスタッフで働き、子供が大きくなったら社員を目指そう!という ように、働き方を状況に合せて選択し、上を目指したい方は目指せる場所を提供したいと 考えています。
ママが楽しく働く姿を子供に見ていただき、2世代、3世代に渡って選ばれる会社を作っ ていきたいと考えています。。
WOMAN’s VALUE AWARD 2019 総合部門 優秀賞を受賞となった「株式会社ハッピースマイル」様。審査員である多くの学生を惹きつけ続ける魅力とは…?
魅力を探るべく就活美人学生実行委員がインタビューを行いました!
今回インタビューにご協力をいただいたのは代表取締役社長兼CEO 佐藤堅一様です。
この度は総合部門での優秀賞受賞、誠におめでとうございます!
エントリーシートに込めた想いを教えていただけますでしょうか?
佐藤様頑張れば、認められる。そのような場所を作りたいと思ったのがきっかけですね。
女性は男性よりも出産や育児という節目に、仕事を辞めなければいけないという状況があります。その時に、スキルはあるのに辞めざるを得ない状況をなんとかしたいと思いました。女性本人も、頑張りたいと思っているのに頑張る場所がなくなることはとても辛いでしょう。
例えば、子育て中のママさんです。ママさんたちは家だと、承認される機会が少ないと私は思っています。毎日洗濯して、食事作って当たり前。それが当たり前と思った瞬間に、「ありがとう」がなくなってしまいます。ですので、せめて会社の中では「あなたに感謝している」「あなたが必要だ」と伝え、ママさん本人が頑張りたいなら、その場所をたくさん提供したいと私は思っています。
弊社では、多くのママさんを「すごいね」と承認し、褒め、笑顔で、長く働けるような環境作りを率先して考えています。
どのようにしてそのような環境を作っていらっしゃるのでしょうか?
佐藤様“お子さんの事情で当日に休める”ことを当たり前にしました。
お子さんが熱を出したその日に連絡をもらっても、上司が「休んでいいですよ。お大事になさってくださいね。」と伝えています。私は面接の時に、「もし、お子さんが熱を出したら休んでいいですよ」とお伝えしていますが、「本当に休んでいいと思いませんでした」とすごく驚かれます。
また、授業参観など、途中で業務を抜けることも可能にしました。
弊社は、約90%が女性の会社で、そのほとんどが子育て中の方です。子育て中の方が働きやすくすることを考えました。おかげさまで、入社した女性が知り合いのお友だちをご紹介して入社するケースはとても多くなっています。
それは、とても素敵ですね。佐藤さまのお話の中で気になったのですが、当日休まれる方がいらっしゃった場合、社内の業務や他の方にご迷惑はかからないのでしょうか?
佐藤様そうですね。面接の際にその方のご事情をしっかり聞き、配属部署を適切に決めるところがとても大事です。例えば、お子さんがまだ小さく熱も出やすいという方には、人数が多い部署に配置しています。
業務は、部署ごとで調整しています。私たちの会社は飲食店ではありませんので、急遽休んだからといってお客様には迷惑がかかりません。社内で協力・調整するだけです。その代わりお休みした方が出勤してきた時は、それが当たり前ではなく、その分業務でパフォーマンスを発揮してほしいという想いを伝えています。
真の男女平等とは
真の女性活躍についてどのようにお考えでしょうか?
佐藤様管理職として部下を持ち、自分で組織を動かすということです。管理職など、人をマネジメントするという点では、男性にはない女性の視点があると私は思っています。例えば、気遣いがとても行き届いていることや言葉の伝え方などです。
私は、管理職になりたい気持ちが強い方には、チャンスを作り、果敢に挑戦してほしいと思っています。
実際にママさんから管理職になった方はいらっしゃるのでしょうか?
佐藤様います。今は1、2名ですが、これから多くしていきたいと思っています。
売上や規模など、目指しているものはありますか?
佐藤様売上100億円の企業を目指しています。なぜ100億円なのかといいますと、100億円以下の会社は小さいと私は思っています。小さいというのは、世の中に認知されていないということです。売上は、会社がお客さまから求められている証です。私は、日本を代表する会社を作りたいと思っていますので、当然、求められていないといけない。99億円でもだめです。100億円を指標の1つとして掲げています。
日本を代表する会社、とてもいいですね。今後も今行っている事業を拡げていくのでしょうか?
佐藤様既存事業もおこないますが、それだけでは考えていません。
まず今は、日本をベースに広げたのち世界進出もしたいと考えています。
今の主事業は写真ですが、私のビジネスを行う上で大切にしているのは、“困っている人を助けたい”ということです。win-loseみたいな関係性ではなく、みんなが幸せになれるような仕組みがいいなと考えています。
もっと言うと、win-winという2つだけではなく“All-win”で考えています。弊社と関わる人全員が幸せになったらいいなと思っていますので、それが写真ではない他の形もあると考えています。
ありがとうございます。最後に、キャリア美人の学生へのメッセージをお願い出来ますか?
佐藤様キャリア美人の学生は、キャリアを積み続けたい学生さんですよね。自分の目標をどこに設定するかがとても大事です。例えば、将来自分で事業を興したいのであれば、新卒で入社する会社で、何歳までにどんな経験をするのかでその目標にたどり着くスピードが変わります。些細な業務1つとっても、優先順位の付け方を間違えて、本当はやらなければいけないものを後回しにしたら開花が遅くなります。
あとは成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことです。ぜひ社会人になって挑戦し続けて自分なりのキャリアを積んでほしいと思っています。
会社情報
会社名 | 株式会社ハッピースマイル |
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本社所在地 | 331-0047 埼玉県さいたま市西区指扇1753 |
社員数 | 60人 |
女性社員数 | 55人 (全体の92%) |
ウェブサイト | https://happysmile-inc.jp/ |