• WOMAN's VALUE AWARD受賞

IBJ はジェンダーフリーが問われる前から「女性の活躍=企業成長の柱」になると考え、女性のキャリアアップを推奨してきました。

この考え方の根底にあるのは、女性特有の"繊細で高度なコミュニケーション"が大きな「強み」であるということ。

その価値を最大限発揮してもらうため入社年次に関わらず早期にポジションを与え、キャリア形成を自然に描けるようにした結果、主体的に働ける女性が増えています。

女性だからと臆さず、自信を持ってトライできる環境こそ、真の女性の価値を見出すことに繋がり、社会の発展の兆しになると信じております。

WOMAN’s VALUE AWARD 2019のICT部門にて優秀賞を受賞された、「株式会社IBJ」様。
新卒3年目にして採用全般を任されている女性社員の方に、就活美人実行委員がインタビューさせていただきました!そこには、心から仕事を楽しみながらより良いものを求め続けるプロの姿がありました!

今回インタビューに協力してくださったのは、株式会社IBJ リクルーティング部部長 松野裕司様、人事部 原楓様です。

社長や経営陣に信頼していただくこと

この度は優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。このエントリーシートに込められた想いや、最も伝えたかったことを教えてください。

原様弊社は女性の関心の高い婚活事業をしていることもあり、女性社員の比率が多いので、多くの女性が活躍しています。事業が多いため職種も様々で、男女関係なく早期にキャリア形成していこうという考え方をしています。女性も十分に影響力を発揮できるということを伝えたいと思いエントリーしました。

御社の女性社員の方は、具体的にはどのように活躍されていらっしゃるのでしょうか?

原様若いうちから裁量権を持ち、様々な部署を経験していています。例えば、イベント企画から人事、営業からIR(会社の株式を管理する部署)に移った事例など、全く異なる部署も経験できます。
また1年目からリーダー、2年目に社長と共に海外出張、3年目に部長など、年齢に関係なく機会を与えています。

社員数が多いのに社長との距離が近いのはとても魅力的ですね。

原様そうですね。社長が社員と積極的にコミュニケーションを取ることを大切にしていて、今でも一人ひとりの顔と名前を覚えるように心がけていらっしゃいます。そういった社長の人柄からか、経営陣の方々も部下がやりたいことに対し挑戦できる環境を用意してくださったり、フランクに相談できるような関係性を築いたりしてくださるのだと思います。私は新卒入社4年目ですが、ありがたいことに社長に信頼していただき新卒採用全般を任せていただいています。

女性ならではのコミュニケーション力

エントリーシートにあった「女性特有の繊細で高度なコミュニケーション」とは、どのような場で発揮されるのでしょうか?

原様人の恋愛や結婚といったプライベートな内容は信頼関係を築かないと話せませんよね。単にお客様を褒めるだけではなく、時にはシビアに指摘することが必要な場面も出てきます。そういったデリケートな場面で、女性の感性や繊細な心遣いが活かされていると感じます。カウンセリングだけでなく営業も無形商材なので、お客様との関係構築ができるように傾聴力や伝える力を大事にしています。

誰でも何でも発信できる環境

御社では「真の女性活躍」についてどのようにお考えですか?

原様男女関係なく、一人ひとりが活躍できる場や、発言しやすい環境を作ることだと考えています。
そのためにも、マネジメント層が部下の意見を否定せず肯定し、仕事以外のことも何でもフランクに社員と話し、部下から何でも言いやすい環境をつくることを徹底していただいていると感じています。

松野様僕と原は15歳ほど離れていますが、僕に対して何でもはっきりと意見を言ってくれますし、上司が部下の意見を取り入れる風土は定着していると感じますね。

常により良いものを求めアップデートし続ける

創業間もないのに大きく成長しているのにはこのような社風が影響しているのですね。

松野様仕事のスピード感はとても速いと感じます。よくある会社では、上司に対して意見が言いづらい、決裁に時間を要することがありますが、弊社では意見を通した時、すぐに「やろう!」と受け入れてもらい決定することが多いです。もちろん手順はありますが、翌日の会議ですぐに検討されるなど、良いことはすぐに取り組むという風土があります。

原様新卒採用の選考ルートや研修内容も毎年変えています。社長の想いを知ってもらえるような場をつくったり、地方学生のために1日に何工程も選考を進められるようにしたり、良くできる部分はその都度変えています。また、入社後の研修内容は内定者に合わせて毎年アレンジしています。
社会人の基礎的なことはもちろん含めますが、その年の顔ぶれによって身に着けたいスキルが違うので毎年違った内容の研修が組まれています。

松野様『今取り組んでいることが半年後に最も良い方法であるとは限らない』という考え方は根付いています。同じ方法でずっと取り組んでいると、「まだそれやっているの?」というように言われることもあるので、常にもっと良い方法はないかとアップデートし続ける風土があります。
また社内外問わず関係構築を大事にして様々な意見、考え方を知るようにしています。部署を超えたつながりも強く持てるよう意識していますね。

周囲に幸せを与える心がけ

「『ご縁がある皆様』を幸せにする」という理念が浸透しているからこそ、そのように関係構築を大切にされているのでしょうか。

原様ご縁がある皆様というのは、お客様だけでなく、社員や社員の家族など、IBJに関わってくださるすべての皆様のことを指しています。人と人をつなぐという仕事をしているからこそ、周りの人を幸せにできるような企画づくりやシステム構築をする、といった心がけを大切にしています。そのような考えから社員の人間性や価値観が形成されているのかもしれません。
私たちも、更に社内に浸透するよう新入社員に伝えていく必要がありますね。

社員を巻き込みながら挑戦する度胸

この会社で最も培ったものや学べたことは何ですか?

原様人事として最も学べたのは人との関わり方ですね。目の前の学生さんが将来的にどうなりたいのか、それがこの会社で実現できるのかというのは、嘘をつかず真摯に対応していきたいので、一人ひとりが求めているものを引き出す力がついたと思います。
企画に関してもトライアンドエラーを繰り返して、失敗もたくさん経験してきたので、新しいことに取り組む度胸がついたと思います。他部署の方々も気軽に相談に乗っていただいたり、協力していただけたりするので、多くの社員を巻き込みながら仕事をさせていただいています。

産休・育休を経てご活躍されている方々もいらっしゃるのでしょうか?

原様そのような社員はたくさんいます。復職後も面談を設けて、その人が働きやすいスタイルで働けるようにサポートできる体制は整っています。ですので、元の部署に戻る方も、違う部署に移られる方もいらっしゃいます。ママ会や家族イベントなど、お子さんも楽しめるようなイベントも開催しています。

松野様女性社員が多いからこそ、ライフスタイルの中に出産・育児が当たり前に受け入れられる文化が、浸透していると思います。

自分で考え、自分で決める重要性

最後に、就活生へメッセージをお願いいたします。

原様自分で決めたという納得感を持って入社先を決めてほしいと考えています。どんな会社に入っても楽しいことや大変なことがある中で、自分が決めたという覚悟があれば困難も乗り越えられると思います。自分が本当に入りたい会社を見つけるためにも、いろいろな企業を見て比較検討を繰り返し、納得感のある就職活動をしてほしいです。

松野様自分がやりたいこと、求めていることを明確にしてほしいです。会社の成長性、給料、仕事内容など、人によって求めているものは違うと思います。
終身雇用がなくなった時代でより長く働けるように、自分のスキルアップや成長が得られるかどうか、それがイメージできる会社かどうか、を大事にして欲しいですね。

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社IBJ
本社所在地 160-0023
東京都新宿区西新宿1-23-7新宿ファーストウエスト 12F
社員数 449人
女性社員数 304人 (全体の68%)
ウェブサイト https://www.ibjapan.jp/