弊社では、「女性の価値を見出す」ことを「性別によってチャンスの差は変わらず、性差がでてしまう面はサポートできる」という点で体現していると思います。
弊社では、チャンスを自らつかみにいく者が活躍します。
ここに性別の差はありません。
例えば、大手企業から弊社に転職した女性社員は、新規メディアやサテライトオフィスの立ち上げを次々と経験し、2016 年度の年間 MVP に輝きました。
そうはいっても、女性には働くことを一時停止しなければならない時期もあります。
そのような時も会社が社員のキャリア選択のサポートをし、サポートを受ける側の社員も会社の期待に応えている実例があります。
昨年一児の母となり、出産後わずか 6 ヶ月で復帰し、現在は週 3・時短勤務をしている女性社員がいます。
この女性社員の育児をしながらも常に当事者意識をもって会社にコミットメントする姿勢は他の女性社員のよきお手本となっております。
男女が同じ土俵で戦うための心得とは…
WOMAN’s VALUE AWARD 2018のICT部門で【女性の価値を見出している企業様】として優秀賞を受賞された「ポート株式会社」様。審査員である多くの学生を惹きつけたその魅力とは…
その魅力を探るため、就活美人学生実行委員がインタビューを行いました!
真の男女平等とは
この度はICT部門での優秀賞受賞、誠におめでとうございます!
―今回受賞された理由について…ズバリ決め手は何だと思われますか?
本城様実は、今回アワードに提出する企業の自己推薦文を書いたのは入社1年目の女子社員なんです。だからこそ、率直に思っていることを書いたことが学生の皆さんに響いたのだと思います。
渡部様弊社が目指す男女平等って今社会で言われている男女平等とは少し異なる部分があると考えています。今の社会の風潮は“女性の雇用を増やすために国がバックアップ体制を整えていきましょう”というのが一般的ですが、当社の考え方としては、あくまで男女が同じ土俵で成果を出せるかということがポイントです。例えば「子供がいるからここまでしか出来ない」と限界を決めるのではなく、自分がやりたいと思ったときには自ら挑戦することが大切で、そしてもしその上でサポートが必要なら環境を整え、個々人の最大のパフォーマンスを発揮してもらいたいという想いが根底にあるのだと思います。きっとエントリー文を作成した一年目の社員もその想いを肌で感じてくれたのではないかなと思います。
女性だからこそのライフプランニングの重要さ
女性が活躍する上で大切なこと、必要なこととは何があるとお考えですか?
渡部様仕事をするうえで、男女間の身体的・生得的な能力差はないと私は考えています。とはいえ、女性はどうしても結婚・出産・育児という大きなライフイベントを迎えるタイミングで、どうしてもやる気や努力、根性では解決しがたいキャリアの中断をせざるを得ない時期があります。そうなったとき、それを埋めるのはどうしても自分の工夫と努力しかないなって。それを迎える前に、ある程度自分のキャリアのベースとなるスキルを身に付けておくのは凄く大切だと思います。自分のキャリアの中にはある種の“タイムリミット”があることを忘れずに、いつまでにどのようなスキルを身に付けておく必要があるのか。ライフプランニングをしっかりしておくのは大切です。それは男性にも必要なことですが、やっぱり女性は尚更それが必要なので、それのための努力は惜しみません。
人生を逆算することで見える「今」必要なスキル
キャリアアップする中で何か意識していることはありますか?
渡部様新卒の時は別の会社にいて、当時はとにかくがむしゃらにやっていました。でも3年ほど経ってから、「ほんとにこの道は正しかったのか?」と自分の人生を振り返るタイミングがあってこの会社に入社したんですね。そこで長期的な自分のライフプランニングをしたとき、絶対30歳までには子供を産みたいと。そうなると、ほとんどもう時間がないことに気付いて(笑)。振り返ると、そこの気付きは自分にとって凄く大きかったです。何をすべきかが明確になったというか。結婚して家族が出来ると、自分のキャリアに自分の全ての時間やパワーを投資するのもなかなか難しくなってきます。だから若いうちに、多少負荷をかけてでも自分の能力を伸ばしておく、その上で大きなライフイベントを迎えるのは凄く大事なんじゃないかなと思います。
工夫した時間の使い方
仕事の時間とプライベートの時間はどのように区別していますか?
渡部様出産する前までは仕事とプライベートを区別していましたが、育休から復帰してからはそれが難しくなりました。例えば、電車に乗っている時間にメールをチェックしたりなどと、時間の使い方を工夫しなければいけなくて。でも家庭に仕事は持ち込まないと決めているので、メリハリはしっかりつけています。
「自分にしか出来ない事とは何か?」そこから見える自分の市場価値
仕事をする上でモチベーションとなっているものは何でしょうか?
渡部様実は私、なりたいものとか熱望するものとかがあまりなくて…。ですが、一つ譲れないことがあって。「私にしか出来ない事をすること」は絶対に譲れないです。代替可能な人ではなく、「渡部さんじゃなきゃダメなんだよね」「渡部さんがいてくれなきゃ困るんだよね」ということを少しでも多くするのが私の夢だなと思います。そういう仕事をするためには、私の市場価値を高めなければいけないと。その気持ちが、私の中でモチベーションになっています。
需要と供給を見極める
その“自分にしか出来ない事”を探すには自己分析以外に何がありますか?
渡部様自己分析ももちろん大切ですが、“その会社にとって何が必要なのか”、それを見極めるのも大切ですね。需要と供給があっているのか、というところです。
本来の自分の生き生きとした姿
入社してから発見した「好きな自分」はありますか?または、この会社に入って良かったことは?
渡部様この会社に入って良かったなと思うことは、自分の働き方を確立出来たことです。自分の働き方に自信を持てたこと。今までの会社での喜びはなんとなくフワッとしていたのですが、今は色々な想いも自分の行動も言語化出来るようになってきました。自信を持てるようになったことは一番です!
キャリア志向の女子就活生必見!
この時期だから読んでおいたほうが良い本は何かありますか?
本城様「入社1年目の教科書」。この本は就活生は読んでおいたほうがいいと思います。
女子学生に向けて何かメッセージを頂けますか?
渡部様女性のキャリアにはタイムリミットがあることをしっかり理解した上で、とりあえず早め早めがいいと思います。これを言うと結構批判がありますが、30歳から跳ね上がった女性をあまり見たことがないなって。今30代40代で活躍している方って、ある程度20代で何か努力していたはずだと思うんです。そんなにキャリアは甘くないなっていうのが個人的な意見なので、とにかく“今”を頑張ってほしい。
本城様:“今”どれだけ頑張れるかは自分の将来に繋がるはずです。なんとなく就活を進めるのではなく、しっかり向き合ってほしいです!
会社情報
会社名 | ポート株式会社 |
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