• WOMAN's VALUE AWARD受賞

弊社の男女比は6:4でほぼ等しく、その活躍に性別は関係ありません。

しかし女性は男性に比べてライフステージの変化がしやすく、働き方を都度見直す必要があります。

私たちは、一人一人に合ったちょうどいい働き方を社員と一緒に考えています。

例えば、幼い子供の子育てをしている方が入社するにあたって、勤務時間や場所の調整をしたり、子供を連れての出勤ができるようになりました。

また幹部兼部長として活躍している女性がいたり、子育ての為、時短勤務をしながらも要職についている女性もいます。

従業員130人を超えたからこそ改めて働き方を見つめ直す必要がありました。よって、柔軟に社員の意見を取り入れ、誰もが楽しく働ける会社を目指し、女性活躍委員会を発足しました。

子育て中の社員や男性社員も委員に含まれ、様々な角度から社員にとってちょうどいい会社になるべく、取り組んでいます。

WOMAN’s VALUE AWARD 2019のICT部門にて最優秀賞を受賞された、「iYell株式会社」様。社員のことを家族のように大切にされる社長様と、ご活躍されている女性社員の方々に就活美人実行委員がインタビューさせていただきました!そこには、社員ファーストの文化が徹底された素敵な関係性がありました。
改めまして、今回インタビューに協力してくださったのは、iYell株式会社 代表取締役社長兼CEO 窪田光洋様、iYell Branding室 伊藤早乙里様、ダンドリ営業部 前多栞様です。

すべては社員ファーストの文化から

この度は最優秀賞の受賞、誠におめでとうございます。今回のエントリーシートに込められた想いを教えてください。

前多様女性活躍委員会というプロジェクトがあり、これは社長が男性ということもあり女性ならではの悩みを解決する仕組みを作るために、社員に寄り添う社員ファーストである文化から発足された委員会です。ここでの活動や想いをエントリーシートに書かせていただきました。

社員ファーストの文化は社長様の想いから作られたのでしょうか?

窪田様経営理念として、お客様ではなく社員の幸せを第一優先とする「社員ファースト」という考え方を掲げています。社員が幸せであってこそ、お客様にも幸せが届けられると考えています。
弊社はまだ創業3年のベンチャー企業なのですが、社員の幸せを実現するために、福利厚生の数が52個(2020年2月現在)あり、毎月1つずつ増やすと創業時から約束しています。
また、社員同士も社員ファーストに基づき、お互いを尊重しています。例えば、お子さんが体調を崩されているときに早く帰ることを推奨するなど、仲間を応援する考え方が浸透しています。

日本一ちょうどいいベンチャー企業を目指して

「真面目に」と「楽しく」の両立をするとHPに書かれていて印象的でした。

窪田様私たちは「日本一ちょうどいいベンチャー企業」というのを目指しています。
お金を稼ぐためだけの仕事をするのではなく、仕事もプライベートもちょうど良いバランスで楽しく過ごし、さらに働きやすさに加えて働きがいを感じていくことが人生において重要だと考えています。

働きがいはどういう点で感じていますか?

窪田様世の中にないものを作り、世界を変えるという点でやりがいを感じます。
また、仲間が力を合わせてこそ世界が変わることを毎日感じているので、仲間が幸せであるかどうかも自分の働きがいに関わってきます。最近、社員が笑顔に溢れているのをよく目にするので、僕の中で大きなやりがいに繋がっています。
弊社ではスローガンとして「何をやるかより誰とやるか」を掲げているので、今の事業内容にこだわっていません。素敵な仲間と日々過ごすことが出来れば、何をやるかは重要ではないと感じています。

周りの人を心の底から応援するという価値観

仲間を大切にされる社員さんが多いのですね。採用の際にどういった基準で判断されているのでしょうか?

窪田様スキルはほとんど見ていません。過去に何をしてきたかではなく、iYell社にとって良い人かを判断しています。良い人というのはたくさん定義があるのですが、一言で表すとすれば「周りの人、つまり仲間を心の底から応援できる人」ですね。これは社名の「Yell」の部分にも込められている価値観です。これだけは徹底してこだわって採用しているので、どれだけ能力がある人でも仲間のことを応援できない人は弊社には合わないですね。

伊藤様前職では感じなかったのですが、休日でも会いたくなる人ばかりなのが弊社の魅力だと思います。

前多様価値観もそうですが、みんなが同じ方向を向いているのが強みだと思います。失敗をしてしまっても一緒に解決策を考えてくださったり、ともに前進しようとしてくださったり、本当に人がいいということに尽きますね。

100人100通りの働き方を実現

真の女性活躍についてどうお考えでしょうか?

窪田様男女関係なく、誰もがやりたいことを出来る働き方が理想だと考えています。100人いたら100種類の働き方があるはずなのですが、数種類くらいの働き方しか用意されていない会社が多く、それでは活躍は難しいですよね。女性は男性よりも、働き方の種類がたくさんあると思います。子育てをしながらバリバリ働きたいのか、それとも緩めに働きたいのか、など人それぞれあります。すべての女性がプライベートも含めてやりたいことができていて、理想の人生を送ることが出来ているかどうかが活躍に繋がると思います。

バリバリ働きたい人とそうでない人が共に働けるのでしょうか?

窪田様普通の会社では成り立たないと思いますが、弊社では「仲間を応援したい」という共通の価値観を持った社員の集まりなので、100人100通りの働き方が実現できています。
小・中学生のとき、価値観が近い人と遊んで楽しかったと思うんです。仕事もその延長線上で、一緒にいて楽しい人、価値観が近しい人と一緒に働ければ楽しく幸せだと考えています。

御社ではどのように女性が活躍されていますか?

窪田様子持ちのバリバリ働きたい社員で、休日にお子さんを会社に連れて会議室で子供を勉強させながら働いている社員もいます。社員も仲間のことを応援したい人ばかりなので、そのお子さんに勉強を教えたり、一緒に遊んだりしてくれています。
現在、従業員150人規模の会社になりましたが、こういった文化が続いていることが強みです。出来るか出来ないかではなくやるかやらないかだと思うので、今後会社が大きくなっても社員が働きやすい環境づくりを続けていきたいですね。

なぜそこまで社員の皆様に寛容になれるのでしょうか?

窪田様社員は家族のようなものだと考えています。子育てってなぜあんなにも本気でやるかというと、長期で共に過ごすことが前提だからですよね。弊社では、長期で関係を築いていくことを前提として採用しているので寛容に育成しますし、長期的に社員が成長するにはどのような関わり方をすれば良いかを考えます。そのため離職も今までで2名しかいません。
家族(社員)が仲良くあれば仕事の結果は後からついてくるので、何十年経っても社員が幸せでいられるような関係構築に会社としてどれだけ投資できるかが重要だと考えて、社員同士の食事会の費用も会社が負担しています。社員同士が心地良く働けるのが何よりも一番価値があることだと考えています。

好きな人と働いて、楽しい人生を

最後に、就活生へメッセージをお願いいたします。

窪田様会社を選ぶときに、本質的ではないもの、例えばお金や勤務地等だけで選んでほしくないと思います。自分の今までの人生を思い返して、自分が一緒にいて楽しい人やずっと共に過ごしたい人はどんな人であるかということを考え、ぜひそういった人たちと働いてほしいです。
仕事は楽しいものですので、ぜひ楽しく働いてください!

前多様仕事を選ぶ軸がいくつかある中でも、自分にとって何が最も大切であるかを考え、就職活動を行ってほしいです。前職ではやりがいはとてもありましたが、それだけではどうしても補えないものもありました。仕事は一日の大半を占めるので、自分にとって何が重要なのか、何があれば幸せに過ごせるのかをよく考えてみてほしいです。

伊藤様私は仕事選びの際に、「好きな人と働く」という考え方がなかったので、やりたいことを軸に仕事を選んできた結果、すごく好きな仕事なのにつらいことも多く、長続きしませんでした。やりたいことにも挑戦してほしいですが、「誰と働くか」という観点もあるということを知ってもらえたら嬉しいです。

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 iYell株式会社
本社所在地 150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-16-8道玄坂坂本ビル7階
社員数 87人
女性社員数 37人 (全体の43%)
ウェブサイト https://iyell.co.jp