• WOMAN's VALUE AWARD受賞

2015年4月デビューした市場初の朝用シートマスク「サボリーノ」は、社内横断プロジェクト「女子開発ラボ」によって展開。今では会社の売り上げの約4割をつくるほどになりました。(2019年9月時点)

当時20代後半から30代前半の女性5名が集結。企画部・宣伝部・販売推進部・東日本営業部・西日本営業部の各セクションから1名づづが集まり、部門の垣根を越えて新商品ブランドを開発し、宣伝企画や営業施策など一気通貫型で発売しました。

瞬く間に国内外で大ヒット商品になり、メンバーの結束力もさらに強くなり日々現代社会の役に立つよう「忙しい女性を応援する」サボってもきれいを提唱しております。

メンバーは現在、結婚・出産・育児を経て、時短勤務をしております。限られた時間のなかで成果を出すことにもヒントがあり、「母・妻・女」という3つの顔を持ちながら働きやすい環境・子育てしやすい環境・パートナーと良好な関係が保てる時間配分など、生活背景を考え、世界中の女性に美しさをご提供し続けたいと思っております。

女性管理職も対前年で115%です。

今回、WOMAN’s VALUE AWARD 2019にて優秀賞を受賞された、
「株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー」様に、就活美人生実行委員がインタビューをさせていただきました。
最近特にCMや店頭で頻繁に目にする商品、朝用シートマスク『サボリーノ」。
実は、社内横断プロジェクトの“女子開発ラボ”の女性メンバー5人で手掛けたのです!
インタビューにご協力いただいたのは“女子開発ラボ”のメンバーであるお二方、
宣伝本部次長 御殿谷りえ様、国内事業部課長 大小原碧里様です。

働きやすい会社選びを。

この度は、WOMAN’s VALUE AWARD 優秀賞受賞おめでとうございます!
ESに込めた想いをお聞きしたいです。

御殿谷様最近、女性の働き方が大きく変化していく中で、私たちの会社でもどのような取り組みを行っているのかを女子学生の皆さんに知って頂く機会になればということで、今回ご応募させて頂きました。
私も20代の頃は、女性であることに磨きをかける、キャリアアップもしたい、結婚して子供も産んでいきたい!という想いを強く持っていました。メンバーの努力の甲斐あって、個々のレベルが上がっていきました。みんなが結婚して産休や育休を取るようになり、ハッピーの連鎖が上手に回っていきました。そういった会社の良い連鎖がプライベートの充実に繋がっていくということを、学生さんに“働きやすい会社選び”という視点で、知ってほしいと思っています。
また、毎年様々なプロジェクトが発足される中、自分たちの手で『サボリーノ』というヒット商品を生み出すことができ、仕事面でもしっかりとキャリアを積んでいくことができ、プライベートも共に充実させることができました。学生さんの中で部活やっている方もいるでしょうし、バイトに注力されている方もいると思うのですが、その中で培われた価値観などをベースにしながら、どんな会社なのかを精査して見ていただけると良いのかなと思い、エントリーシートを書かせていただいた次第です。

実際に活躍する女性とは? ~幅広い活躍の場~

お二人とも大活躍されていると思うのですが、今はどのようなことをされているのですか?

御殿谷様私は、“BCLママラボプロジェクト”というラボを担当しているのですが、その中でもKIRINのブランドでベビーから大人まで使えるコスメの普及活動をメインで行っています。子供の健やかな成長を見守って、社会貢献できることなどを考えていくというプロジェクトです。

大小原様私は『サボリーノ』の開発経験を活かす、“kawaiiラボ“を担当しています。名前がいいですよね(笑)
『サボリーノ』のパッケージって、みんなが好きなデザインや好きなテイスト、逆に嫌われないデザインや、好きじゃない人がいないテイストってどんなものだろうといった、抽象度の高い部分の意見を出し合い決めました。どういうデザインがいいか、買ってくださる方がどこで買い物をしているかなどをイメージし、擦り合わせて、デザインに落とし込んだのです。
この経験を活かし、抽象的な答えのない物事を形にするようなことなど行っています。本当にラボも色々ありますよ。経費を削減するためのラボもあったりします。本当に様々なフィールドでみんな活躍していますが、適材適所ですね。

大ヒット商品『サボリーノ』完成の裏側

『サボリーノ』を開発して、世に出すまで険しい道のりだったかと思いますが、モチベーションはどう維持しましたか?

御殿谷様メンバー同士、横のつながりじゃないかな?女子開発ラボの最初の5人のメンバーの価値観と意見の一致がすごく早かったこともあって、一つの物事に進みやすいっていうのは思っていました。好きな色だったりお洋服の好みだったり、見ているものの方向性が似ているとか。やっぱり同じものを見て、良いものは良いとか、そういう共感し合えるポイントがあることで、モチベーションをキープできたのだと思います。

大小原様雑談ですね!!当時はミーティングしながら雑談もしていました(笑)。
“女子開発ラボ”が最初に集まったときってそんなに関わりがない5人だったんですよ。
お互い、知ってはいるけど……みたいな。普通に先輩・後輩みたいな感じからスタートしたので、飲みに行ったりとか雑談したりもしつつ、課題は外さないようにしていました。雑談と仕事のバランスをとっていましたね。でも、定期的にメンバーで集まるっていうのはやっていましたね。他にもいい商品があったらLINEとかで連絡しあったり、その流れで会話を広げていったりしていました。

女性活躍=スタンダード ~そのカギは“効率化”にあり~

お二人が考える女性活躍とはどのようなものでしょうか?

御殿谷様当社は、もうみんな活躍しているよね?

大小原様そうですね、スタンダードなんですよ。活躍って“女性だから”とかではなく、その人次第です。そこに性別は関係ないと考えています。ライフイベントなどを経て、女性が活躍するとなったときに、男性が活躍するよりもより時短で効率化とかは必ず求められると思いますし、私も絶対そこを言い訳せずにやってやる!と思っています。女性が活躍するってことにあえてフィーチャーするのであれば一緒ではないかもしれないですね。

経験値、人脈、自分への期待を持つ。

女性がキャリアを積むうえで大切なことは何だと思いますか?

御殿谷様忍耐力と経験値かな。
ライフイベントを経て復帰すると考えたとき、それまでにどれだけ経験を積んで、復帰してからも仕事を続けたいという想いをもち続けるうえで、お休みに入れるかが大事だと思います。お休み中も社内外の方と連絡を取ったりしていました。
たくさんの方との出会いと経験値が20代どれだけ多いのかっていうのが大事かな。
20代のころの友人がビジネスパートナーとして、今でも成立していたりするので、出会いの一つ一つを無駄にしないでほしいなって思います。

大小原様私は転職して入ってきたのですが、前職がスポコンの会社だったので気合と根性っていう感じで20代過ごしてきました。
今になって思うことは、自分に期待することが大事だなと思います。色んな選択肢がある中で、“自分がどういう風になっていきたいのか“というのを捨てずに持ち続けていたから今があるのかなって思います。私は仕事をしていることが好きですし、仕事を続けたいなと思っているので、自分が“このタイミングではこうありたい!”みたいなことを持ち続けてやっていくことがモチベーションにも繋がりますし、そういう想いがキャリア形成にも必要だと思います。

“好き”を追求/やってみないと分からない

最後に就活生へのメッセージをお願い致します。

御殿谷様好きを追求してほしいです。身近に自分のロールモデルをみつけると追求しやすくなるのかな。外で出会った得意先の人やプライベートで会った人でもいいと思うので、“こういう働き方ってかっこいいな”と思える人をロールモデルとしてみつけると、自分の理想像を設計しやすくなると思います。ビジネスでもプライベートでも、こういう生き方をしたいという人をまずは真似してみる。真似して自分の中に落とし込み、形にしていくと、自分なりの生き方ができてくると思うので、身近なロールモデルをいっぱい作っていってほしいな。

大小原様就活って人生で一番自分に向き合うタイミングだと思うんですけど、向き合いきれているかどうかを決めるのも自分で、向き合いきれると言い切れる人も少ないと思うんですよ。自分もそうだったので。これから就活する先が自分に合っているかどうかってどれだけ考えてもわからないので、業界・仕事・職種とか色々あると思うんですけど、やっぱりやってみないと合うかハマるかってわからないと思います。なので、自己分析は張り詰めすぎず、ほどほどに(笑)。

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー
本社所在地 169-0074
東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワー27F
社員数 325人
女性社員数 272人 (全体の84%)
ウェブサイト https://www.bcl-company.jp/