• WOMAN's VALUE AWARD受賞

弊社では本当の男女平等な評価を目指しています。そのため、女性も男性も同じように価値を見出せるような制度づくりに力をいれています。

特に、新規事業創造制度では年に一度開催されるビジネスプランコンテストは既存のサービスにとらわれず「0から1をつくる」というコンセプトのもと行われている社内イベントです。

入賞したチームはコンテスト直後からサービスインに向けて始動。

本コンテストで入賞したアイディアが事業化した例も数多く、社員一人ひとりがビジネスプランナーとして活躍できるチャンスの場となっています。

また、子供がいる女性でも働きやすいように産休・育休制度もあります。出産をむかえる女性社員だけでなく、産後の育児休暇を女性も男性も取得することが可能です。

そのため弊社に勤めている女性社員だけでなく、男性社員の奥様にとっても、男性社員が育児休暇をとることで奥様の早期社会復帰を手助けすることが可能となります。

『大切なのは何事も自ら考え、動き、伝えること』

WOMAN’s VALUE AWARD 2018の総合部門で【女性の価値を見出している企業様】として優秀賞を受賞された「株式会社GENOVA」様。審査員である多くの学生を惹きつけた魅力とは…

その魅力を探るため、就活美人学生実行委員がインタビューを行いました!
今回インタビューにご協力いただいたのは人事部 山上 明子様、上島 有希様です。

(左:上島様 右:山上様)
(左:上島様 右:山上様)

性別にも年齢にも縛られないカルチャー

この度は、受賞おめでとうございます。 ずばり、選出の決め手は何だと考えていますか。

山上様今回初めて参加したということもあり、正直なところ決め手は分かりません。どちらかの性別だけが優遇される制度ではなく、性別によらず努力量に見合った評価がされる制度、長く勤続できる制度、そして男女関係なく社員全員が働きやすい環境がある点が評価されたのではないかと思います。

平等性を重視して制度や仕組み作りを進められるのは、どのような経緯があるのでしょうか。

山上様大学在学中のメンバーで創業したのですが、「社会経験がない自分たちでも世の中に認められたい、世の中から認められる人材を輩出したい」という思いを持って創業しました。知識や経験がない人をあえて集め、弊社で知識をつけて成長させていきたいという思いがありました。男女、年齢、学歴、社歴問わず、弊社で頑張っていきたい気持ちのある人をどんどん育てていこうと考えております。これが創業当時から変わらないカルチャーとして根付いています。

女性であることを意識しすぎない

女性が活躍していくためには、どういった心がけが必要なのでしょうか。

山上様自分の性別を過度に意識しないことです。女性にとって待遇のいい会社に勤めたいと思うと、逆に会社に支えられすぎてしまって自分の持っている力を最大限に発揮することはできません。男性と同じように扱ってくれる会社を選ぶことが、女性にとって働きがいのある職場に出会うことに繋がるのではないでしょうか。前の会社よりも仕事は厳しくても、男性と同じように評価され、同じくらいの量の仕事を与えられていると実感できたことで、結果的に仕事が自分のやりがいとなっているので、そのような環境こそ女性が本当に活躍できる場だと考えております。

会社を選ぶ際、どのようなことを心がけるべきでしょうか。

山上様先輩社員に会社での評価の決まり方について聞くことです。男女平等に評価される会社とは、働きやすい環境がある企業のことではなく、頑張った分だけ認められ、性別によらず役職が決められる企業だと思います。現場社員の生の声を聞いて判断することが大切です。制度については正直何でも書けますが、制度が本当に実施されているかどうかは実際の社員に聞かない限り分かりません。現場の生の声を聞くのが会社を選ぶ1番早い方法です。

キャリアアップされていく中で意識されていることと、これからのキャリアデザインについてお聞かせ頂けませんか。

山上様人事部は会社の成長に関わる部署なので、人事部にいる以上は会社のビジョンにあった社内制度を考えつつ、年代ごとに変わってくる人の性格や、会社のビジョンとその時の学生の考え方がうまくリンクできるような取り組みを人事部が率先してできるようにしたいと思っています。10年後は会社として、しっかり下を見ていくだけではなく、何か新しいことをどんどん作り上げるようになっていたいです。

人事の目線でどう学生を見ているのか教えて頂いてよろしいですか。

山上様学生時代に「どんな勉強をしてきたのか」「どこの大学出身なのか」というところよりは、「学生生活の中でどんな目標を持って、その目標に対してどう取り組んだのか」というのを採用条件にしています。また会社の求める像としては、「やる気のある子」、「男女平等に評価する分、しっかりと会社に課せられた仕事に対して正しい評価をもらうために取り組める子」というのを見ています。その素質が少しでもあれば、そこを引き出してあげて優しく、時には厳しいアドバイスもしつつ、伝えていくことが大切だと思っています。入社前には研修期間があり、実際の業務を担当して「社会人とは、会社とは、こういうもの」というのを体験して仕事の取り組みを分かってもらうようにしています。

自ら発言、行動することが成長に繋がる

仕事の時間とプライベートの時間を両立していく上で心がけていることを教えてください。

山上様結婚している、子供がいる女性でいうと時短で勤務していて17時には退社して家事や育児をする人もいます。ノー残業デーを作っていて、毎週木曜日は定時で帰るようにしているので、そのあとは皆プライベートな時間を楽しんでいます。「ゆっくり休んで週の最後の金曜日を頑張ろう!」という形をとっています。どちらかというと若いメンバーが多いので、家庭との両立というより自分で上手に時間を作っている印象です。あまり残業はさせないようにしているので、仕事終わり皆で飲みに行ったり、週末は家族と旅行行ったり、大学の友達と遊びに行ったりしているメンバーも多いです。会社として率先して何かしているというよりは、プライベートでしっかり遊べる時間を設けているので、各々自然と両立しています。

仕事をする上で何がモチベーションとなっていますか。

山上様人事部でいうと、採用した子の役職が上がる時や、会社として認められた時に「この子を採用してよかったな。研修した成果が出たな。」と思います。逆に、営業で入ってきた子からすると、評価をしてもらえるというのが一番のモチベーションになるようです。当社はお客さんと密接に接するお仕事なので、お客さんから「ありがとう」と言われる機会が多いです。無形商材(ウェブ)は、営業さんの一言で良くも悪くも見えてしまいます。ご契約していただけるということは、営業のスキルが認められていると判断できるので、お客さんからの「ありがとう」は営業さんのモチベーションにはなっていると思います。また、訪問して直接顔が見られることもモチベーションになるようです。

入社してから発見した「好きな自分」はありますか。

山上様自分の意見が言いやすくなったというのは、会社の環境のおかげであると思います。割と上下関係がしっかりしているところから入社したのですが、ここでは「もっと意見を言いなさい、自分の思いを言いなさい」というのを先輩から教えてもらって、どんどん言えるようになりました。そうすると意見できたことを「いいね」と言ってもらえるので、自分の意見を言える人に変わることができたのだと思います。学生にも言えるし、素直に先輩が聞いてくれる環境があるし、社歴年齢問わずいいというものを発言していく環境なので、私自身も変わったなと思うところです。会社の風土がその点にも表れています。

大事にしている教えや心がけていることはありますか。

山上様自ら動くことです。どうしても社会人になりきれていないと、受け身になりがちです。弊社は評価する環境や、発言する場所はしっかり設けています。しかしいくら会社に環境があったとしても、自分から動かないとそれは意味がないのです。「第一歩、第二歩を自分から率先していくことが大事である」ということを常日頃から意識して研修をしています。
 そのため、自ら動くことのひとつとして「仕事を取りに行きなさい」といつも言っています。たとえば営業志望だと、お客様に会う前ロールプレイングで練習をするのですが、その練習も「自分から依頼をしないと先輩は教えてくれないよ」と伝えています。実際は、先輩から声をかけることもあるのですが、あえて研修中は「自らお願いしないと教えてもらえないよ」と言っています。仕事を取りに行く、自分のスキルを自分で掴みに行く練習だからロールプレイング一つにしても自分から行きなさいというのはひたすら言っています。その癖をつけることで、何かやりたい時でも上の人にいう癖もつくと思うので、意識しています。

就活生必見!自分に合いそうな会社は自ら探しにいく。

就活生にこの時期だからこそ読んでほしい本はありますか。

山上様当社でも必読書というのは提示しているのですが、内容・ジャンルが幅広いです。「伝え方が9割」という本もあれば、「スラムダンク」や「ワンピース」も必読書として入れています。「自己啓発本やビジネス書だけ読みなさい」と言うのでは、その人に合う、合わないがあると思うので、たくさん本を読んで自分に合う本を見つけた方がいいと思っています。漫画からビジネスに活かせたり、芸能人の本から仕事に対するマインドの持っていき方を学べたりと、いろんな本がありますから、これを読むと自分のモチベーションになるという本を選んでください。いくら周りの人が薦めてくるくれる本であっても、自分が共感できなければ本に書いてあることは絶対やらないでしょうから、これなら自分もできそうという本を見つける方が良いと思います。
 私自身どの本読むにしても、ただ本を読むというよりも、「なんでこのようになって、どういう意図があって作者は書いているのだろう」というのを、なるべく意識するようにしています。ある程度有名な本は、多くの人が良いと思ったから有名になって本屋さんに売っているので、そこから一つでも良いものを盗めればいいのではないかと思います。

就活中の女子学生に向けてメッセージをください。

山上様新卒で入社するのは人生で一度きりですし、学生から社会人に変わるというのは大きな一歩だと思うので、「何となくここが良いかな」、「世の中的にここが良いかな」という進め方ではなくて、今一度「自分のやりたいことってなんだろう」、「自分が目指す、なりたかった大人になるためには、どの会社がいいんだろう」というのを考えるべきだと思います。新卒には同期という素敵な仲間がいて、会社を辞めても繋がっている人が多いのです。同じ目標を持って似たようなマインドを持った人たちだからです。「こういうことをやりたいからこの会社に行くんだ」としっかり考えて、自分のために会社選びをすると同じマインドを持った同期たちに巡り会えて、さらにそこには会社を支えている先輩がいて…というように繋がりができていくと思います。内定をもらっても「ここでいいや」と決めるのではなく、しっかり自分が納得する会社を探していくのがいいと思います。今は学生にとって企業を見つけやすい時代です。だからこそ安心するのではなく、それを活かして会社を見ていくことが大切だと思います。そのためには説明会に参加するだけではなく、現場の人と触れ合って、自分に合いそうな会社を自ら探しにいくことをおすすめします。

会社情報

※エントリー時点の情報となります。
会社名 株式会社GENOVA
本社所在地 150-0042
東京都渋谷区宇田川町10-3Daiwa SHIBUYA EDGEビル5F
社員数 138人
女性社員数 42人 (全体の30%)
ウェブサイト http://www.genova.co.jp/